看護師がペットを飼うメリットとして、心が癒やされること、寂しさが紛らわされること、仕事へのモチベーションが上がることなどが挙げられます。
心が癒やされるという点については、動物と生活をすること自体に癒やしの効果があると言われています。
小児専門の医療機関で活躍するファシリティドッグは、重い病気で苦しむ子どもや家族を、医療機関のスタッフの一員として元気づけ慰める存在ですが、同様の効果がほかのペットでも得られます。
日々、患者の生命と直面し緊張感を持って仕事をしている看護師に対して、ペットとの生活は、リラックス効果をもたらしてくれることでしょう。
また、新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの医療従事者は外出や外食などが禁止されるなど、プライベートにも制限が出ています。
家族や友人と長いこと会っていない看護師も増えている中、ペットは寂しさを紛らわせてくれ、看護師のプライベートを豊かにしてくれます。
さらに家族としてペットを迎えると、ペットを幸せにしなければならないという責任感も生まれます。
家族であるペットを幸せにするために、仕事を続けていこうという気持ちも起こりモチベーションアップの効果も期待できるでしょう。
このように、看護師がペットを飼うことで得られるメリットは、生活に張り合いを持たせてくれるというものです。
新型コロナウイルス感染症の流行で外出がままならない状況の中、ペットを飼育する人が増えていますが、看護師にもペットを飼い始める人が増加しています。
とはいえ、動物を安易な理由で飼い始めるのはおすすめできません。メリットばかりに目を向けずに、看護師とペットとの暮らしが成り立つのかどうかをしっかりと考えてから答えを出しましょう。